五十嵐一生さんプロフィール

1985年に国立音楽大学入学。

在学中は元NHK交響楽団首席トランペット奏者の北村源三氏に師事し、同時にニュータイドジャズオーケストラ、モンキー小林J.J.M.等に参加。1988年の山野ビックバンドコンテストでは「優秀ソリスト賞」を獲得。

中村誠一グループで新宿ピットインでデビュー。

その後すぐに日野元彦に認められ“日野元彦196×”、“日野元彦グループ”に参加。

都内各所のライブハウスに出演し始め、多くのミュージシャンと共演してレコーディングにも多数参加する。

1993年『Deep Blue Rain』でソロ・アルバム・デビュー。

以降は毎年コンスタントに

  • 『camel』 (1994)
  • 『GOLDEN LIPS』 (1995:スイングジャーナル誌選定ゴールドディスク受賞)
  • 『TOKYO MOON』 (1996)、
  • 『SUMMER´S ALMOST GONE』(1997、立川直樹プロデュース作)

を発表。

2001年には映画『真夜中まで』(監督:和田誠)制作参加。主演の真田広之に演奏指導、もちろんサウンドトラックでも演奏を担当。

活動はジャズの範囲にとどまらず、岩代太郎や風防義和とのコラボレーション、クラブ系や即興パフォーマンス、作曲、TVドラマ、CMなど音楽他幅広く活躍。

クリエイティヴ・シーン全般に熱狂的ファンが多数いることで知られる。

共演したアーティストは(順不同)

  • 山下洋輔、
  • 渡辺貞夫、
  • 日野皓正、
  • 中村誠一、
  • 坂田明、
  • 渡辺香津美、
  • 辛島文雄、
  • 本田竹広、
  • 峰厚介、
  • 向井滋治、
  • 益田幹夫、
  • 板橋文夫、
  • 土岐英史、
  • 古沢良次郎、
  • 高瀬アキ、
  • 山口真文、
  • ジョージ大塚、
  • セイゲンオノ、
  • トミー・フラナガン、
  • デューク・ジョーダン、
  • レイ・ブライアン、
  • ケニー・バロン、
  • ポール・ジャクソン、

他多数。

また、初期の「東京ザヴィヌルバッハ」に在籍、近年はケイコ・リーとのセッション&ツアーにも参加。

2006年には9年間の沈黙を破り6作目のアルバム『Free Drops』を発表。

また、同年12月にNHKでオンエアーされたTVドラマ(横山秀夫・原作の大ヒット作)『クライマーズ・ハイ』では、ドラマ音楽のメインソリストとしてフィーチャーされた(音楽担当:大友良英)。

2016年、故・辛島文雄氏とのDUO作品『I Wish I knew』をリリース。

2017年、2枚組バラード集『Ballads of a sullen horn man』をリリース。

このように、錚々たる経歴を持つ五十嵐さんですが、近年は、全国各地での演奏活動に加えて、若手・後進の指導も行っています。

今回開催されるジャムレッスンも、この一環で、既に過去にも何度も開催されており、「ジャムレッスン」の名前は既に五十嵐氏のトレードマークのようになっているのです。

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